6月の日記

6月30日（金）		生まれた日から数えて，今日は７日目。お七夜ということで，形だけでも命名の儀式をすることになった。会社を終えてすぐママの実家に向かうと，早速すずりと墨を渡されて，慣れない習字をするはめになった。「命名　拓人」と10枚くらい書いて，いいのを１枚決定。大満足とまではいかなかったが，親の務めを果たしたという感じだ。その後，明日千葉に行くママの弟の壮行会を兼ねて，お祝いの席を持った。無事１週間，これからますます楽しみだ。

6月29日（木）		今日は退院の日。パパは残念ながら仕事のため手伝えず。ママの弟（たくちゃんの叔父さん）が，会社をやめて家にいたので，その車で帰って来ることになった。実は，来週から千葉の新しい勤め先に出社することになっており，準備もあって，この日しか空いていなかったらしい。たくちゃんも，つくづく都合のいい日に生まれてきたもんだ。退院後，パパが日曜日に書いておいた出生届を，ママが提出してきたそうだ。これで，正式に「拓人」くんの誕生！

6月28日（水）		退院前にもう一度病院での様子を見ておこうと思って，仕事を早く切り上げて病院へ向かった。ちょうどたくちゃんのミルクタイムだったので，見てみると，用意された60ccのミルクを「ぐびっ，ぐびっ」という感じで飲み干してしまった。で，その後はくたびれた～とばかりにぐったりしている。よっぽどミルクを飲むのがうれしいのかな？

6月25日（日）		昼過ぎまでママの実家でゆっくりし，面会時間の２時に病院に行った。すると，たくちゃんがママと同じ部屋ですやすや眠っている。そのちょっと前に引っ越してきたらしい。ほどなく目がさめて大泣きしてしまい，ちょっとびっくりしたが，まあ元気な証拠だろう。４時半，名残を惜しんで京都へ帰る。今日は衆議院選挙の投票日なので，まずは投票して，テレビの開票速報を見なければ。

6月24日（土）		午前2時17分，たくちゃんこと拓人誕生。１時間ほどして処置が終わり，ママは回復室，たくちゃんは新生児室とはなればなれになってしまった。ちょっとかわいそうな感じだ。そのあと，しばらく新生児室の窓越しにたくちゃんの顔をながめていた。ときおり口を動かしたりして，生きているんだな～と実感。いつまで見ていても飽きないもんですね。夜が明けるまで，ママとたくちゃんの顔をを交互に見ながらすごし，6時すぎに母に電話してみた。五体満足だったということを聞いて安心し，とても喜んでいる様子だった。これでちょっとは親孝行ができたかな。（後日，去年亡くなった父に毎日お願いしていたことを聞いて，ちょっと涙。）その朝は，いったんママの実家に戻って仮眠をとり，お昼頃再び病院へ。ママもとりあえず元気そうで一安心。それどころか，もう立ち上がって歩けるというのには，ちょっとびっくりした。女性の体とは，よっぽど頑丈にできているものらしい。許可が出て，ママがたくちゃんをだっこできることになり，早速ビデオを回した。まだものもはっきり見えていないんだろうけど，ママの目を見つめたり，パパにガン飛ばししたりするのがかわいい。冷静な目で見れば，顔色は赤紫色であまりよくなく，しわくちゃでサルみたいな顔なんだけどね。